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「二十日鼠と人間」読了
ハツカネズミと人間 (新潮文庫)
ハツカネズミと人間 (新潮文庫)
そんなに長い話でもないのに、ちびちび読んで、ようやく読み終わりました。
何ともやるせない結末に、そしてそれを健君が演じるということに、胸が締め付けられました。
社会の、いわば底辺で、それでも夢を持って2人で生きているジョージとレニー。
悪人ではないけれど、知能が低く、怪力の持ち主なレニー。
頭は切れるが、手のかかるレニーの面倒を見ながら農場を渡り歩くジョージ。
怪力が災いして、面倒を起こすレニーを庇い、怒鳴り叱りながらも一緒に行動するジョージ。
レニーはジョージがいなければ生きてはいけないだろうけど、ジョージは何故レニーとくっついているのか。
小説の中ではそのきっかけとなったエピソードが語られていますが、過去にはそうはいってももう嫌だと突き放したこともあるのではないのかなと思いました。
だけど出来なかった。
知能は低くてもレニーは純真で、まっさらな気持ちでジョージを信頼しています。
その純真さが、社会の底辺で生きる辛さの中、ジョージを支えていたのではないかと。
けれど、レニーは問題を起こし、ジョージが自ら決着をつけなければならなくなった。
伏線となるエピソードで、同じ農場で働く老人の語るセリフが、重くのしかかってきます。
この後、ジョージはレニーなしでどうやって生きていくんだろう?
この農場で働き続けるのか?
レニーと一緒に叶えるはずだった夢を捨てずに生きていくのか?
悲しい結末もそうですが、ジョージの未来はどうなるのかと考えた時、やるせない思いになりました。

舞台観に行けないが本当にもう悲しい。
当日券頑張ってみるかと思いつつ、電話しなきゃというのが重い(^_^;)
耳が悪いのと発音が悪いのと。
土日しかいけないから、瞬殺かなあとも思うし。
でもこの役に挑む健君の姿も見たいし。
と、逡巡しています。
廿日鼠と人間
廿日鼠と人間
二十日鼠と人間 [DVD]
二十日鼠と人間 [DVD]
DVDを買おうかも迷い中。

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tag : 二十日鼠と人間 community : 小説・文学 : 読書
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「陽炎の門」「螢草」「峠しぐれ」読了
陽炎の門 (講談社文庫) -
陽炎の門 (講談社文庫) -
螢草 (双葉文庫) -
螢草 (双葉文庫) -
峠しぐれ (双葉文庫) -
峠しぐれ (双葉文庫) -
「蜩ノ記」以来、よく葉室麟さんの小説は読むようになりました。
「散り椿」も読みました。
時代小説というと読みづらいかなと思っていたのですが(挫折したのも何作か)、宮部みゆきさんの時代小説を読むようになって以来、あまり苦手意識もなくなって、葉室麟さんの小説も読みやすい文体なのもあって、続けて読んだりしています。
「蛍草」の感想はツイッターにもUPしましたが、主人公が若い、活発な女の子だからか、痛快でそれでいてロマンチックな話でした。
そして読みながら、登場人物に役者さんを当てはめて、勝手にキャスティングしていましsた。


主人公の奈々:杉咲花さん
だんご兵衛:内野聖陽さん
おほねさん:戸田恵子さん
佐知:黒木華さん
なかなかいいところを突いてると思いますけど、どうでしょう?
佐知の夫一之進さんが難しいですけどね。
「峠しぐれ」はまた雰囲気が変わって、訳ありの夫婦が峠の茶店を営んでいて、色々騒動に巻き込まれるのですが、元は武家の2人が知恵と剣の腕で解決していきます。
「蛍草」は映画とか2時間ドラマっぽいですが、こちらはエピソードが複数あるのでTVの連ドラに合いそうです。
こちらはキャスティングはしなかったですけど。
ただこの2作に通じて残念なのは、ラストの一番肝心なところが丁寧じゃなくて、急いだ感があること。
特に「峠しぐれ」は夫の半平が1人、大勢の刺客の中に飛び込んでいった、その後の場面がなく、無事に帰ってくるんだろうとは思いましたが、そこがなくて、消化不良でした。
雑誌で連載していたせいでしょうか?でも単行本や文庫本にする際に書き足してもいいのでは?とか思ってしまいました。
「陽炎の門」は少し前に読んだのですが、主人公の桐谷主水はどちらかというと保身を考える方で、「正義」の方とは言い難いですが(それが逆に人間臭いです)、それが変化していきます。
主水に付きまとう、得体のしれない予十郎の隠された思いが最後に明かされて、多分勘のいい方はとっくに気づいていたのでしょうが、私はそこで初めて知って「そうだったのか~!」となりました。
主水かつて親友の切腹の際に介錯をしたという過去があり、彼の出世もそれのお陰と思われています。
しかも親友の娘を妻としていて、その弟(つまり親友の息子)から父の仇と命を狙われます。
親友の切腹は誰かの謀り事で陥れられたものなのか。
真相を突き止めようとする展開で、この先がどうなるのかわからない面白さがありました。

そしてまた私は葉室麟さんの小説を買ってしまいました。
山月庵茶会記 (講談社文庫) -
山月庵茶会記 (講談社文庫) -
これから読みます。
刀ではなく、茶室での攻防?
楽しみです。

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「ぼぎわんが、来る」読了(ネタバレ)
かなり重要なことをネタバレしていますので、ご注意ください。

先に言いますが、読んでない方は、映画を見てから小説を読まれた方がいいかも知れません。
どう考えてもこの小説全てを映像化するのは無理で、エピソードを取捨選択するか、構成しなおしすると思うので、小説のイメージで読むと、なんか違うと思うかもしれません。
個人的な意見ですが。

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫) -
ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫) -
ホラーものが得意な訳ではないですが、岡田君が珍しくホラー映画に出るというので、読んでみました。
ぶっちゃけ言えば「今どきのホラー」ですね。
ドライで湿気がない。
お化けは出てきますが、どこかアトラクションか映画とかに出てくるようなクリーチャーっぽい。
悪い意味で言ってるわけじゃないですが、私もいい加減古い人間なので、日本の怖い話と言えば怨霊とかどろどろした、ウェットな怖い話を想像するので、そういう意味では怖くなかったです。
ですが、襲ってくる「ぼぎわん」の得体の知れなさとか、襲い方とかは文章だからまだ耐えられるけど、映像化したらやり方によっては怖いです(失敗すると、子供だましになるかも)。
そして何より特筆すべきなのは、途中で主人公と思っていた男が襲われて死んでしまうところでしょうか。
読んでて「え?」となりました。
最初岡田君が何故主役(と思っていた)田原ではなく、野崎役なのかわからなかったのですが、なるほどと思いました。
小説は3つの章からなっていて、主人公が変わっていきます。
1章で進んでいた話を、読み手の私はそれが真実と思って先を読むのですが、2章でひっくり返される。
さらに3章でまたその裏を読まされる。
この小説の面白さは、「ぼぎわん」の怖さよりも、この二転三転する展開ではと思います。
これをどう料理して映画にするのか、楽しみなようで、ちょっと不安も感じたりして。
一番メインにしたい場面がラストのぼぎわんとの死闘だと思いますが、そこに至るまでのエピソードをどうまとめるのか。

台本が怖いと言っていた岡田君ですが、さて読み切れたのでしょうか(笑)。
そして15歳年下の恋人役の小松菜奈さんとうまくやっていけてるのか、これが一番心配です(笑)。

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「トットちゃん」45話
始まってからずっと「トットちゃん」を見て来ましたが(というか「やすらぎの郷」からずっとですが)、今回だけは何度かリピートしてます。
三宅健・久松の真骨頂でしょうか。
ドラマ自体面白くて書きたいことはありますが(トットちゃんのお父さん、守綱さんの強引さとか)、今回は健君の話を。

健君が登場すると発表されて、ワイドスクランブルで映像が一部流れたのが、トットちゃんに「好きな人はいるの?」と尋ねたら、いないと答えて、頬笑みを押し隠すような、何とも微妙な表情の健君でした。
何とも切ない、そして甘酸っぱい感じ。
繊細で、油断すると見逃しそうな表情。
そして45話ではトットちゃんにプロポーズしますが、あえなく玉砕します。
呼びだしたトットちゃんを待っている時の落ち着かない背中、緊張しながらも言うぞと決心するように握りしめる手。
そして最初にトットちゃんに声をかける時、妙に声が高くて、緊張で上ずってるんだなと思いました。
誰とも結婚しないとあっさりと言ってのけるトットちゃんに、結婚したら(自分のことは)1割、0.5割でいいから!と言う必死さ。
その後、渥美清さんとやけ酒(^_^;)
他の誰かのものになったら許しませんよ!と管を巻くところは、過去に結婚しようかと思っていたトットちゃんに、強く反対していた久松さんの姿と重なりました。
そして翌日、落ち込んでため息つく久松さんの向こうで、(「夢で逢いましょう」の収録で)楽しく踊ってるトットちゃん。
久松さんの切ない恋心が手に取るように伝わってきました。

話としては、久松さんの恋心が、たとえばいつ頃から芽生えたのかとか、そういうのが抜けてて、少々唐突な印象もありますが、健君の芝居見れたからいいです(おい)。
そして今回は沢村貞子さん回でもあり、沢村さんご夫婦のことが描かれていました。
トットちゃんのお父さんとは真逆に沢村さんには「ありがとう」さえ言わない、沢村さんの旦那さん。
けれど亡くなった後に、沢村さんへ「ありがとう」と書いた手紙が見つかります。
女優を完璧にこなしながら、精一杯「妻」であろうとした沢村さんへのラブレターでしたね。
私も覚えていますが、沢村さんは本当にきっぱりと女優をおやめになって、その後は執筆活動が主でした。
女優として思い残すことはないのかなあと、当時は思っていました。
旦那さん第一だったんですね。
浅野ゆう子さんは体格も声も似てないのに、雰囲気は沢村さんで、すごいなあと思います。

半年くらいやるのかと思ったけど、3カ月で終わってしまうんですね。
何となく急ぎ足な気はしましたが、残念です。
久松さんはいつまで出るのかな?
来週はトットちゃんの恋の話ですね。
楽しみなような、でもちょっと知りたくない気もあるし、複雑(^_^;)

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tag : 三宅健 トットちゃん community : テレビ・ラジオ : テレビドラマ
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「すべての四月のために」
多少ネタバレしています。
気になる方は読まないで下さい。

20171121.jpg

19日の昼公演を観て来ました。
V6のライブで、剛君がどういう役をやるかという話で「普通の役」と言っていましたが、本当に普通でした。
普通を通り越して、ずるかった(笑)。
あまり先を考えてないんだろうなあ。
男ってバカだなあという感じ(^_^;)。
剛君演じる萬石が好きなのは、新妻の秋子ではなく、その姉の冬子。
この三角関係が、ゲスにならず(笑)、1つの家族の季節の中の出来事として描かれていきます。
戦争の重たい足音も背後に聞きながら、平凡な家族もそれに巻き込まれながら、それでも春は来ると、希望をもって生きていく。
人は誰でも何か抱えて生きていくし、この物語でも、声高に戦争反対とは叫ばずに、現実の辛さに涙をこぼしたり怒りをぶつけたりしながら、懸命に生きていきます。
こう書くと、辛い話かなと思いますが、全然そんなことなくて、笑って笑って、泣かされる話でした。
笑った後の涙は、格別に悲しい。
まるで吉本新悲劇。
特に麻実れいさん演じるお母さんの怒りと悲しみが胸に迫りました。
剛君は、そのずるさも含めて、きわめて平凡な男を、きわめて普通に演じていました。
大勢が舞台に立つと、どこにいるかわからないくらい。
何か志があるわけでもなく、流されるように暮らしつつ、冬子への思いが立ちきれない。
そんな煮え切れなさが、やり方によっては本当に「ずるい男」になるところを、微妙なさじ加減で、可愛げのある「仕方ない男」で踏みとどまっていたように思います。
長女・冬子役の西田尚美さんは、長女らしく4姉妹のお手本のような生き方(つまり「いい子」)をしながら、心の中に抱える葛藤に苦しんでいたりします。
それがとても自然で、感情移入しやすかったです。
4姉妹の中では一番わかる気がしました。
萬石と結婚しながら、夫が姉に思いを寄せていることに気づいて、そのやり切れなさからある行動に出てしまう次女の秋子は、つい冬子にも嫌な態度を取ってしまったりします。
その行動は許されない事なんだろうけれど、そうだよね~、そうなるよね~と思いました(全ては萬石が…)。

この物語に出て来る人物に「悪い人」はいません(「悪いことをする人」はいますが、「悪い人」と判断出来る程の描写はない)。
ストーリーの紹介で、平凡な理髪店に日本の軍人がやってきて、理髪店が軍の管轄下に置かれると告げに来るとあって、この軍人が偉そうなキャラクターなのかなと思ったら、そういう訳でもなく、どちらかというと、安田家に慇懃な態度を取っています。
軍人でさえ、戦争に巻き込まれたのだということかなと思いました。
そして好きで軍の管轄下に入った訳ではなく、そうせざるを得なかったのに、一家は終戦後は親日派として責められる現実。
一家は離散して行きますが、それでも「幸福」と「希望」を願って生きていく。
その最後は悲しいけれど、何か心に染みいるものがありました。
まるでパンドラの箱。
悲しみや苦しみが放出されて、箱の下から希望がゆっくり出て来る。
心から「いい話だったなあ」と思いました。

最後に萬石と秋子の子供が出て来て(最初にも出ます)、これは剛君がやっています。
声の出し方が全然違って、さすがです(笑)。
カーテンコールで、剛君とお母さんの麻実れいさん、お父さんの山本亨さんが手を繋いで並ぶんですが、その時の剛君が、あのいつものちょっと照れてはにかんだような笑顔で、可愛かったです。
さっきまでのあのずるい男はどこ行ったんだ(笑)。

思いがけなく長くなってしまいました。
チケットは取れないとあきらめていましたが、まさかの追加で見る事が出来ました。
書き残したことは多分まだあると思いますが(笑)、取りあえずここで終わります。
もしまだ見る事が出来るなら、色んな方に見て頂きたいなと思います。

それにしても麻実れいさんなんだなあ。
アンドレなんだなあ、レット・バトラーなんだなあ。
ちょっと夢中で(テレビで)宝塚を見てた頃を思い出したりして。

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