FC2ブログ
| Main | All | Next

映画「来る」観ました(ネタバレ)
見てから1週間過ぎてるし、1回しか観てないし、思いつくまま書いて、無駄に長い。
それでも良ければ、読んで下さいまし。
もう1回観に行きたいんだけど、年内は無理かなあ?(^_^;)

★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

子供が死に近い存在だというのは、昔読んだ漫画でも描いてあったなあとふと思い出した。

原作との違いを挙げ出せばキリがありませんが、私は小説の中にある、登場人物たちの「闇」の部分を化け物というフィルターを使ってうまく引き出して、更にエンターテイメントとして、単純に「面白い」映画に仕上げたと思いました。
小説のタイトルになっている「ぼぎわん」という言葉は、映画の最初に1度出てくるだけですし、「ぼぎわん」と思われる化け物の形容も、小説では書かれていますが、映画ではほぼありません(「化け物に噛まれる」のは原作にある通りですが、手が象徴的に出て来る程度)。呼び名も終始「あれ」でしたし(ハリー・ポッターみたいな(笑))。
重要なのは、化け物に怯える田原という人間の底の浅さ、田原の妻・香奈の田原への不満が、田原の知らないところで爆発していたこと、田原の友人(と田原が思っている)津田の田原への歪んだ妬み、そして田原から津田を介して身の回りで起こった怪奇現象の調査を依頼された野崎の過去の罪があぶり出されたこと。
小説が3章に分かれて構成されていることをうまく踏襲して、でも小説ではそこまで掘り下げてなかった各々の人間性が暴かれる様は、化け物の怖さよりも怖くて面白かったです。
田原が死んだ後、野崎が香奈と娘・知紗のために玄関に盛り塩をしたのに、それを踏み潰した田原の妻の黒木華さんの笑顔がピカイチ怖かった
化け物を呼び込んだのは知紗であり、その娘はイクメン気取りの夫に苛立つ母親の怒りの矛先になっているという、今の世の中にどこにでもありそうな話
両親に愛されない娘の寂しさが化け物を呼び込む隙を与えるということを、ともすれば「そもそもの原因は両親が」という犯人探しだったり、親子愛に重きを置きそうなところをうまくかわして、展開したように思います。
小説にあった、細々とした妖怪の設定というか説明をすっぱり捨てて(土台にはしていたと思いますが)、ざっくりとさせたことで、かえって化け物の不気味さ、正体の掴めなさが出ていたと思います。
ただ、結末の付け方がやや雑に感じました。
あれどうなったの?という、すっきりしなさが残った感じです。
でも全体的には満足した映画でした。

ホラーとは言っていますが、オープニングでも本編でも(血しぶきを含め、不気味な場面でも使われていますが)原色が印象的に使われていました。
そして、最後の化け物退治が、舞台挨拶でも「お祓いライブ」と言っていたように、一大イベントと化していて、おどろどろしさもなく、どこかカラッとしていました。
お祓いにやってきた霊媒師さんも緊張感がなく、お祭りの準備をしているような雰囲気で、面白かったです。

絵に描いたような家族像や理想の父親像を追い求める余り、イクメン気取りになってしまった、実直なようで実は底の浅い男・田原を演じた妻夫木さんが、本当にそんな人なんじゃないかと思えました
だけど、追いつめられて、それでも家族を化け物から守ろうとした姿は、ただちょっとお調子者なだけで、自分だけがかわいいという訳ではないと、救われました。
そして自分が死んだと気づかず、マンションで霊媒師と話をしてしまう姿も、何だか哀れ。
生きているうちに、その家族への愛の「本気度」を見せてれば、香奈も追い詰められなかったのに。

上手くいかない人生を娘のせいにしてきた自堕落な母親を持つ香奈は、自分もそんな母親になるのではないかと怯えて来ました。
でも実際、夫である田原が都合のいいイクメンとなってしまって、育児ノイローゼになり、田原の死後は育児と仕事に追われて更に精神的に参って、津田と深い関係になっていくと、けばけばしい母親と同様に化粧が濃くなっていきます。
夫への鬱憤が一気に噴き出したように。
野崎の恋人で、キャバ嬢であり、霊媒師でもある真琴が、知紗を可愛がる様子を見て「知紗をあげるわ」と思わず言ってしまいますが、化け物が襲って来ると、やはり知紗を命がけで守ろうとします。
映画では野崎が香奈に田原は家族を守ろうとしたと伝えていますが(小説でもそう思ってはいますが、伝えてはいません)、小説では、香奈自身が自分でそれに気づきます。
映画での香奈は、田原が家族を守ろうとしていた事に気づいたのかどうかはわかりません。
でも自分も化け物に襲われて死んでしまう瞬間、同じ気持ちだったと気づいて欲しいと、香奈の死に顔を見つつ思いました。

小説ではなかった、子供の頃に行方不明になった田原の幼馴染の少女がいるのですが、その子の名前を田原は思い出せません。
化け物の形容はないと書きましたが、人の姿を見せることがあり、それは田原の幼馴染では?と思わされました。
それどころか、田原が失念していた幼馴染の名前も、実は娘に付けた「知紗」なのではないかと。
ということは、田原は子供の頃から化け物につけ狙われていたのかも知れません。

岡田君演じる野崎は、どこか胡散臭い、オカルトから政治まで何でも書くライター。
一緒に住んでいる彼女はキャバ嬢しながら霊媒師もしている真琴。
どう見ても年の差カップルで、そもそも、何がきっかけで付き合い始めたんだと聞きたい気がします(笑)。
野崎は特に正義の味方という訳でもなく、オカルトマニアでもなく、津田に頼まれただけで、あとは真琴が知紗のことを気にかけていたために付き合ってるといった風です。
野崎は、子供が産めない体の真琴が子供に近づくのを嫌がるのですが、それは野崎自身が過去に自分の子供を身ごもった恋人に子供を堕胎させた過去があるからでした。
今まで岡田君が演じてきた人物では、「追憶」の四方篤が近いでしょうか?
でもこの映画では野崎の弱さが強く出ていて、そう言った意味では、今までにない役でした。
「関ヶ原」では「負ける武士」でしたが、それでも「武士」でしたしね。
アクションや殺陣がすごいというのが肩書きになりつつあった岡田君に、全くアクションをさせなかった中島監督は凄いですね。
アクションどころか、真琴の姉・琴子に引っぱたかれますから。
岡田君は中島監督にそろそろ違う役やりたくない?(大意)という手紙をいただいたそうなんですが、世間の目に惑わされず、そういう風に見てくれる方がいるんだなあと安心しました。
岡田君に高倉健さんみたいだとか、日本映画がどうのとか、色んなものを色んな方が背負わせていってる気がしていたので、方向性も何もかも違う仕事を考えてくれる方がいるというのはとてもいい事なんじゃないかと思うんです。
そして出来あがった野崎は、普通の「男」で、迫りくる「あれ」にも怯えるしかない。
映画でシャワーシーンがあると評判でしたが、個人的にはシュッシュッとしてるところがツボでした(何をシュッシュッしてるかは映画で(笑))。そんなに一生懸命やらなくても。
背負ってる「業」を考えると、田原より野崎の方が重いと思うのですが、それならば何故野崎は取り憑かれないのかと考えると、「いい人」をその場その場で演じてしまう田原の方が、自分には罪がないと思っている分、取り憑きやすいのかも知れません。
人間、厄介なのは自分が正しい、間違ってないと思っている方だと思います。
相手が悪い、自分は悪くない。
そう思っている人間は、相手を攻撃しやすいし、反省もしない。
そういう人間こそに「隙」が出来やすく、取り憑きやすいのかもと思います。
野崎は過去の自分のしたことに罪悪感があり(目を向けないようにしていますが)、その分優しさもあります。
ホラー映画と謳いながら、やはり人間を描いた映画ですね。

話題になりましたが、霊媒師役の柴田理恵さん。
小説ではすぐに死んでしまうのですが(食堂のシーン)、映画では片腕を失くしただけで、お祓いに駆けつけて来ます。
そして自分が死んだことに気づかずさ迷う田原の霊を鎮めてあげます。
強さと母親のような優しさのある役でした。
私は最初から柴田理恵さんと知った上で見ていましたが、知らなかったら、最初見ただけでは(サングラスかけていたので)わからなかったでしょう。
普段より声が低く、タレント霊媒師なんてやってるけど、この人の力は本物!と思わせられます。

そして最強の霊媒師で、真琴の姉の琴子。
霊媒師?と疑う程スタイリッシュで男っぽくて、タバコがよく似合ってて(そこ?)、強い。
話す言葉も無機質で、感情がないように聞こえます。
日本の警察すらも動かしてしまう程の霊力があるのですが、その彼女さえ「無様なお祓い」を強いられるほど「あれ」は強かった。
最後、琴子は一体どうなったのかがわからず、ちょっともやっとしました。
小説はまだシリーズが続いているし、何だったら続編も作って欲しいくらいなんですけどね。
琴子役を松たか子さんが演じると聞いて、あの琴子を!と驚いたものです。
小説では化け物との格闘していましたし。
実際の映画は「お祓い」で「格闘」ではありませんでしたが。

かなり長くなってしまいましたが、もう少し。
後半、「あれ」を退治するために、日本中の霊媒師が神道、仏教問わず集められますが、途中でお亡くなりになる方も。
新幹線でやって来た霊媒師さん達が、危険を察知して、バラバラに降りた方がいいと言ってたり、カプセルホテルで着替えたり、ところどころクスッとさせられました。
なので、ホラーとかカルト映画を見慣れてる人が見ると、ちょっとコメディっぽいシーンかも知れません。
お祓いの儀式を準備するところでも、女の子たちが集まって写真を撮ってたりして、この子たちは何?と思ったら巫女さんで、ということはそれなりに力はあるのでしょうね。
霊媒師だけでなく、パソコンとか機器が持ち込まれたりして、映画に出演していた伊集院さんが「シン・ゴジラみたい」と言ったそうですが、ホラー映画にはない場面でした。
この映画は何だと位置づけるのは難しいかも知れません。
ホラーを題材にした娯楽映画としか(映画そのものが「娯楽」なんですが)。
スプラッタだったり、虫が沢山出て来たり、それが苦手な人は無理かもしれませんが、ホラーだからと毛嫌いしないで見て欲しいなと思います。
最後にきっと、オムライスが食べたくなると思います(え?)。
私はオムライスが苦手なので、なりませんでしたが。

★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★

何だか書き足りないような気もしますが(真琴の話は書いてないし)、取りあえず以上です。
迷ってる方は見て欲しいです。

V6のことを中心に呟いてます→@sy_i01
(これまでのつぶやき→ツイログ
※濃い絡みや相互フォローのお約束は出来ません。あしからずご了承ください。




Vろくの部屋
ぶいろくのへや
※携帯用サイト

ランキングに参加しています。気になるところへ飛んで下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
にほんブログ村 芸能ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 芸能ブログ V6へ
にほんブログ村
にほんブログ村 芸能ブログ エンターテインメントへ
にほんブログ村
web拍手(何故か表記がおかしくなっていますが、リンクはできているので、このままにしておきます)
http://clap.webclap.com/clap.php?id=kazeou','webclap','toolbar=no,location=no,directories=no,status=no,scrollbars=yes,resizable=yes');return false;">

スポンサーサイト
tag : 岡田准一 来る community : 映画 : 映画感想
感想(映画、舞台、TV番組、など) | comment 0 | trackback 0 Top ↑
「TOP HAT」観ました(ネタバレ)
今日が東京公演千秋楽ですね。
もう1回行きたかったですが、懐に引き留められました。
大阪行きも考えてましたけど、「無理」って言われました(当たり前だ)。

20181118.jpg

18日に行って来ました。
席は何と

1階1列目24番!!

20181125.jpg

チケット届いた時のツイートはこちら


生きて帰りましたけど(笑)。

原作の映画は観てますし、ラブシーンあるし、まともに観て嫉妬にかられないかしらと(笑)いらぬ心配をしましたが、ジェリーとして観ているからか大丈夫でした。
というか、むしろ2人がかわいいかわいい。
楽しい気持ちになる、ロマンチックコメディという名にふさわしい舞台でした。
タップを見たのは「アニー」以来だと思いますが、今回は群舞ですし、その迫力はやはり違いますね。
ただ一番前ということもあって、これはもうちょっと後ろで並んで踊るところを見たい気がしました。
舞台って本当に、10列目ぐらいが丁度いいんですよね。
このチケット運、V6のライブで使いたかった…!!(贅沢だけどさ)

しかし!

目の前に坂本昌行がいるという恐ろしさ!(恐ろしさ?)

小さい表情まで見えるってすごくない?
舞台で楽屋シーンがあって、鏡台に向かってメイクするんですが、何故か鏡越しに坂本君の顔が見えるのが何だかすごくドキドキしました。
あんなにはっきり顔が見えるって事は客席の顔も見えるのよね?

やべえ、化粧してない(そこ?)

映画版は、話のための恋、恋のためのキャラクター、男女が出会って色んな騒動に巻き込まれ、或いは周囲を巻き込んで最終的には恋が成就するという、型通りのおとぎ話そのもので、人物設定に多少色を加えているだけで、人物1人1人までそう深く掘り下げている訳ではありません。
でも舞台を見て、ああ、そうか、ジェリーってこういう人だったんだ、デイルってこんな女性だったんだと気づかされました。
ジェリーはデイルに一目ぼれし、彼女に誤解され、邪険にされても構わずアタックし、最後は思いを遂げますが、この手の映画(昔のアメリカの)って、この後2人が結婚してもうまくいくのかなといつも思っていました。
一目ぼれって、彼女が若くて美しいからでしょ?
年を重ねて加齢が顔やスタイルに出てきたらどうするんだろう?って思ってました(嫌な奴~(^_^;))。
まあシンデレラみたいにおとぎ話なんだよなあと割り切っていましたが、ジェリー坂本は、最初はキュートなデイルに惚れただろうし、女性なら誰でもジェリーに恋をするのに、最初はそっけないデイルに興味を持ったのだと思いますが、デイルがジェリーを友達の夫と勘違いし、それでもアタックしてくるジェリーに嫌気がさして痛い目に遭わせてやろうと夫がいると嘘をつきながら黒いドレスで誘惑しに来た時、何故そんなことをしたのか理由はわからずとも、デイルの嘘に気づいてそれでも目いっぱい大人のフリをしている(と、私には見えました)デイルに心からの愛情を抱いたのではないかと思いました。
顔もかわいいけど、心もかわいくて魅力的だ、と。
恋が愛に変わった瞬間。
そうやって考えると、最初のデイルとジェリーの出会いでは、ホテルの部屋だろうとついタップを踏んでしまうジェリーは子供っぽいし、それにクレームを付けに来たデイルは大人の振る舞いをしていますが、デイルは自分を大人だと思い、そう振舞おうとしていただけで、本当は純粋で自分が思うよりも子供だったのかもしれない。
さっきの誘惑するシーンでのデイル多部は、澄ました顔でジェリーを誘惑し、あしらおうとするのですが、時々切ない表情をしていて、恋をしてその恋に傷ついた女性になっていました(勘違いなんだけど)。
デイルは自分が何故ここまで取りみだしてしまうのか、わかってない。だから嘘をついてまで、ジェリーを傷つけようとしてしまう。
全部裏目に出てしまうけど。
デイルの気持ちがまるでわからないジェリーは、嘘をついてきたり、人前でひっぱたかれたり、さんざんひどい目に遭わされても、デイルを思う気持ちに揺らぎはなく、大人の包容力でデイルを包み込んでしまう。
坂本君の笑顔がとにかく眩しかったです(笑)。
愛おしそうにデイルを見つめるまなざしも。

不憫なのは、ジェリーとデイルに振り回されたアルベルトでしょうか。
結婚したと思ったのに、神父が偽物って不憫すぎる(^_^;)。
映画でもそうですが、ジェリーの本当の恋敵というわけではなく、ジェリーとデイルの恋を実らせるための道化に過ぎず、屋良さんはその道化に徹していて、振り切った芝居をされて、ベイツ役の浅野さんとともに芝居のいいアクセントになっていたように思います。
鼻もちならないイタリア人と呼ぶには、「悪」が足りなくて不憫さだけが残りますが、昔のアメリカではイタリア人への偏見がひどかったようですし、今見ると違和感なんですが、仕方ないのかなあとも思います(でも後半の舞台はベニスなんだよなあ)。
でもアルベルト屋良はかわいかったですよ(^-^)。

ジェリーとデイルの対比のような存在のホレスとマッジ。
ホレスがデイルを誘ったと知っても(デイルの勘違い)動じないマッジは、まさにかかあ天下(笑)。
女性の強さ、したたかさ、それでいて美しさもある。
マッジを演じられた朝海ひかるさん。
2幕目からの登場なんですが、私は顔を知らなかったのですが、最初の登場シーン、多くの演者と共に出て来るにも関わらず、ぱっと目を引いて、さすが宝塚でトップを張った方です(番を張った訳じゃない)。
スタイルがいいのはもちろん、そのスタイルを十分生かしたドレスで、素敵でした。
ホレスを演じられた益岡さんは踊りがある訳ではないんですが、とにかく動きが多くて、ダンサー並に大変だったと思います。
特にデイルがジェリーを黒いドレスで誘惑するシーンでは、コミカルで激しくて(ソファに飛び込むシーン!)、大変だなあと思いつつ、思いっきり笑わせていただきました。
マッジの金遣いの荒さに嫌気がさしながら、でも尻に敷かれていて、到底勝てない。
でもそれは心の底ではマッジに惚れてるから。
恋や愛に純粋さを求めるデイルには、少し大人で理解しがたい関係かも知れません。

ホテルマンになったり、観光客になったり、メイドになったり、何かと忙しいアンサンブルの皆さん。
タップの群舞やカンツォーネを聞かせていただいたり、1人1人のスキルの高さがうかがえました。
実はメイド役の方で1人だけ、かかと辺りのストッキングに穴が空いてたのを見つけてしまい、ちょっと気になってました。
多分着替える時間もなかったのでしょう。最後までそのままでした。
各シーン毎に誰が出て何の衣装や小道具が出てるか等をまとめた香盤表というものがあるのですが、アンサンブルの方々の香盤表は大変だろうなと想像してしまいました。
きっと着替えやら何やらは自分で管理するのでしょうし、舞台裏の大変さを思ってしまいました。

さて、ダンスの話ですが、多部ちゃんのダンスがうまいと評判ですが、もちろん下手ではなかったと思いますが、非難覚悟で言わせて下さい。

坂本君がちゃんとリードしたからうまく見えたんだよ

理由がありまして。
2人で踊るシーンで、当然手に手を合わせることが多いのですが、何度か多部ちゃんの方が手を出すタイミングが微妙に遅れることがあり、その都度、坂本君がその手を取りに行っていました。
「刹那」と言っていいぐらいに微妙なタイミングですし、近いからこそ見えたことですが、初日が11月5日で、2週間ほど経過してもこういう状態なのかと思ったのは事実です。
ペアダンス全体を見ても、坂本君がデイル多部をきれいに見せるように踊っていたように思いますし、勝手な考えですが、多部ちゃんはまだ「ミュージカル体質」ではないんだろうなと思います。
使う筋肉もストリートプレイとは違うだろうし、使う神経も違うでしょう。
細やかな表情は良かったのですけど、ダンスはまだ未知数と言った方が早いかも知れません。
女性が美しく見えるように男性がリードするのが本来のペアダンスなのでしょうけど、それはそれですよね。

坂本君のダンスは言わずもがなですが、燕尾服がまたお似合いで。
くるっと回る度に、燕尾もひゅるっと動く。
それすらカッコいい。
タップはじっと見ていましたが、目が追いつかない(^_^;)。
どうやって鳴らしてるんだろう?
あと、デイルにクレームを付けられ、映画では灰皿の灰を床に実際蒔いて音を鳴らさないようにするんですが(そこまでして踊るのか(笑))、舞台では、音が鳴らないようにタップを踏んでいました。
タップの知識はないんですが、あれ、結構足に負担がかかりませんかね?
もう1回見ることが叶うなら、出来れば1番前とほどほど後ろで見たいですね。
無理ですね、はい。



ところで最後に一言。




制作発表会見で、不安を口に出してしまう多部ちゃんに「何かあったら僕が責任をとりますから」と言った(*)

うちの坂本君、男前やない!?(お前のじゃない)

*ミュージカル『TOP HAT』製作発表~V6坂本昌行、フレッド・アステアの役に「100%の嬉しさと100%の怖さ」、重圧におののく多部未華子のフォローも
(SPICE)

V6のことを中心に呟いてます→@sy_i01
(これまでのつぶやき→ツイログ
※濃い絡みや相互フォローのお約束は出来ません。あしからずご了承ください。




Vろくの部屋
ぶいろくのへや
※携帯用サイト

ランキングに参加しています。気になるところへ飛んで下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
にほんブログ村 芸能ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 芸能ブログ V6へ
にほんブログ村
にほんブログ村 芸能ブログ エンターテインメントへ
にほんブログ村
web拍手(何故か表記がおかしくなっていますが、リンクはできているので、このままにしておきます)
http://clap.webclap.com/clap.php?id=kazeou','webclap','toolbar=no,location=no,directories=no,status=no,scrollbars=yes,resizable=yes');return false;">

tag : 坂本昌行 TOP HAT community : アイドル・芸能 : 舞台・ミュージカル
感想(映画、舞台、TV番組、など) | comment 0 | trackback 0 Top ↑
「二十日鼠と人間」読了
ハツカネズミと人間 (新潮文庫)
ハツカネズミと人間 (新潮文庫)
そんなに長い話でもないのに、ちびちび読んで、ようやく読み終わりました。
何ともやるせない結末に、そしてそれを健君が演じるということに、胸が締め付けられました。
社会の、いわば底辺で、それでも夢を持って2人で生きているジョージとレニー。
悪人ではないけれど、知能が低く、怪力の持ち主なレニー。
頭は切れるが、手のかかるレニーの面倒を見ながら農場を渡り歩くジョージ。
怪力が災いして、面倒を起こすレニーを庇い、怒鳴り叱りながらも一緒に行動するジョージ。
レニーはジョージがいなければ生きてはいけないだろうけど、ジョージは何故レニーとくっついているのか。
小説の中ではそのきっかけとなったエピソードが語られていますが、過去にはそうはいってももう嫌だと突き放したこともあるのではないのかなと思いました。
だけど出来なかった。
知能は低くてもレニーは純真で、まっさらな気持ちでジョージを信頼しています。
その純真さが、社会の底辺で生きる辛さの中、ジョージを支えていたのではないかと。
けれど、レニーは問題を起こし、ジョージが自ら決着をつけなければならなくなった。
伏線となるエピソードで、同じ農場で働く老人の語るセリフが、重くのしかかってきます。
この後、ジョージはレニーなしでどうやって生きていくんだろう?
この農場で働き続けるのか?
レニーと一緒に叶えるはずだった夢を捨てずに生きていくのか?
悲しい結末もそうですが、ジョージの未来はどうなるのかと考えた時、やるせない思いになりました。

舞台観に行けないが本当にもう悲しい。
当日券頑張ってみるかと思いつつ、電話しなきゃというのが重い(^_^;)
耳が悪いのと発音が悪いのと。
土日しかいけないから、瞬殺かなあとも思うし。
でもこの役に挑む健君の姿も見たいし。
と、逡巡しています。
廿日鼠と人間
廿日鼠と人間
二十日鼠と人間 [DVD]
二十日鼠と人間 [DVD]
DVDを買おうかも迷い中。

ランキングに参加しています。気になるところへ飛んで下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他日記ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他日記ブログ 愚痴・ぼやきへ
にほんブログ村
web拍手(何故か表記がおかしくなっていますが、リンクはできているので、このままにしておきます)
http://clap.webclap.com/clap.php?id=kazeou','webclap','toolbar=no,location=no,directories=no,status=no,scrollbars=yes,resizable=yes');return false;">


tag : 二十日鼠と人間 community : 小説・文学 : 読書
感想(映画、舞台、TV番組、など) | comment 0 | trackback 0 Top ↑
「陽炎の門」「螢草」「峠しぐれ」読了
陽炎の門 (講談社文庫) -
陽炎の門 (講談社文庫) -
螢草 (双葉文庫) -
螢草 (双葉文庫) -
峠しぐれ (双葉文庫) -
峠しぐれ (双葉文庫) -
「蜩ノ記」以来、よく葉室麟さんの小説は読むようになりました。
「散り椿」も読みました。
時代小説というと読みづらいかなと思っていたのですが(挫折したのも何作か)、宮部みゆきさんの時代小説を読むようになって以来、あまり苦手意識もなくなって、葉室麟さんの小説も読みやすい文体なのもあって、続けて読んだりしています。
「蛍草」の感想はツイッターにもUPしましたが、主人公が若い、活発な女の子だからか、痛快でそれでいてロマンチックな話でした。
そして読みながら、登場人物に役者さんを当てはめて、勝手にキャスティングしていましsた。


主人公の奈々:杉咲花さん
だんご兵衛:内野聖陽さん
おほねさん:戸田恵子さん
佐知:黒木華さん
なかなかいいところを突いてると思いますけど、どうでしょう?
佐知の夫一之進さんが難しいですけどね。
「峠しぐれ」はまた雰囲気が変わって、訳ありの夫婦が峠の茶店を営んでいて、色々騒動に巻き込まれるのですが、元は武家の2人が知恵と剣の腕で解決していきます。
「蛍草」は映画とか2時間ドラマっぽいですが、こちらはエピソードが複数あるのでTVの連ドラに合いそうです。
こちらはキャスティングはしなかったですけど。
ただこの2作に通じて残念なのは、ラストの一番肝心なところが丁寧じゃなくて、急いだ感があること。
特に「峠しぐれ」は夫の半平が1人、大勢の刺客の中に飛び込んでいった、その後の場面がなく、無事に帰ってくるんだろうとは思いましたが、そこがなくて、消化不良でした。
雑誌で連載していたせいでしょうか?でも単行本や文庫本にする際に書き足してもいいのでは?とか思ってしまいました。
「陽炎の門」は少し前に読んだのですが、主人公の桐谷主水はどちらかというと保身を考える方で、「正義」の方とは言い難いですが(それが逆に人間臭いです)、それが変化していきます。
主水に付きまとう、得体のしれない予十郎の隠された思いが最後に明かされて、多分勘のいい方はとっくに気づいていたのでしょうが、私はそこで初めて知って「そうだったのか~!」となりました。
主水かつて親友の切腹の際に介錯をしたという過去があり、彼の出世もそれのお陰と思われています。
しかも親友の娘を妻としていて、その弟(つまり親友の息子)から父の仇と命を狙われます。
親友の切腹は誰かの謀り事で陥れられたものなのか。
真相を突き止めようとする展開で、この先がどうなるのかわからない面白さがありました。

そしてまた私は葉室麟さんの小説を買ってしまいました。
山月庵茶会記 (講談社文庫) -
山月庵茶会記 (講談社文庫) -
これから読みます。
刀ではなく、茶室での攻防?
楽しみです。

ランキングに参加しています。気になるところへ飛んで下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他日記ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他日記ブログ 愚痴・ぼやきへ
にほんブログ村
web拍手(何故か表記がおかしくなっていますが、リンクはできているので、このままにしておきます)
http://clap.webclap.com/clap.php?id=kazeou','webclap','toolbar=no,location=no,directories=no,status=no,scrollbars=yes,resizable=yes');return false;">

community : 小説・文学 : 読んだ本の感想等
感想(映画、舞台、TV番組、など) | comment 0 | trackback 0 Top ↑
「ぼぎわんが、来る」読了(ネタバレ)
かなり重要なことをネタバレしていますので、ご注意ください。

先に言いますが、読んでない方は、映画を見てから小説を読まれた方がいいかも知れません。
どう考えてもこの小説全てを映像化するのは無理で、エピソードを取捨選択するか、構成しなおしすると思うので、小説のイメージで読むと、なんか違うと思うかもしれません。
個人的な意見ですが。

ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫) -
ぼぎわんが、来る (角川ホラー文庫) -
ホラーものが得意な訳ではないですが、岡田君が珍しくホラー映画に出るというので、読んでみました。
ぶっちゃけ言えば「今どきのホラー」ですね。
ドライで湿気がない。
お化けは出てきますが、どこかアトラクションか映画とかに出てくるようなクリーチャーっぽい。
悪い意味で言ってるわけじゃないですが、私もいい加減古い人間なので、日本の怖い話と言えば怨霊とかどろどろした、ウェットな怖い話を想像するので、そういう意味では怖くなかったです。
ですが、襲ってくる「ぼぎわん」の得体の知れなさとか、襲い方とかは文章だからまだ耐えられるけど、映像化したらやり方によっては怖いです(失敗すると、子供だましになるかも)。
そして何より特筆すべきなのは、途中で主人公と思っていた男が襲われて死んでしまうところでしょうか。
読んでて「え?」となりました。
最初岡田君が何故主役(と思っていた)田原ではなく、野崎役なのかわからなかったのですが、なるほどと思いました。
小説は3つの章からなっていて、主人公が変わっていきます。
1章で進んでいた話を、読み手の私はそれが真実と思って先を読むのですが、2章でひっくり返される。
さらに3章でまたその裏を読まされる。
この小説の面白さは、「ぼぎわん」の怖さよりも、この二転三転する展開ではと思います。
これをどう料理して映画にするのか、楽しみなようで、ちょっと不安も感じたりして。
一番メインにしたい場面がラストのぼぎわんとの死闘だと思いますが、そこに至るまでのエピソードをどうまとめるのか。

台本が怖いと言っていた岡田君ですが、さて読み切れたのでしょうか(笑)。
そして15歳年下の恋人役の小松菜奈さんとうまくやっていけてるのか、これが一番心配です(笑)。

ランキングに参加しています。気になるところへ飛んで下さい。
ブログランキング・にほんブログ村へ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他日記ブログへ
にほんブログ村
にほんブログ村 その他日記ブログ 愚痴・ぼやきへ
にほんブログ村
にほんブログ村 芸能ブログ エンターテインメントへ
にほんブログ村
web拍手(何故か表記がおかしくなっていますが、リンクはできているので、このままにしておきます)
http://clap.webclap.com/clap.php?id=kazeou','webclap','toolbar=no,location=no,directories=no,status=no,scrollbars=yes,resizable=yes');return false;">

tag : ぼぎわんが、来る 岡田准一 community : 小説・文学 : 読んだ本の感想等
感想(映画、舞台、TV番組、など) | comment 0 | trackback 0 Top ↑
| Main | All | Next